インターネットに接続する際に欠かせない「IPv4(アイピーブイフォー)」。
でも「IPv4とは何か?」「IPv4の確認方法」など、初心者にはわかりにくい用語が多く出てきます。
この記事では、IPv4の基礎知識から活用方法、IPoE接続や5Gとの関係、そして具体的なアドレス例や確認方法まで、丁寧に解説します。
目次
1.IPv4とは?初心者にもわかりやすく解説
IPv4(Internet Protocol version 4)は、インターネットで通信を行うための基本的なプロトコルです。
インターネットに接続するすべての機器には「IPアドレス」が割り当てられており、IPv4ではそれを「32ビット」で表現します。
IPv4アドレスの例:
192.168.0.1
10.0.0.1
172.16.0.1
このように4つの数字(0〜255)を「.(ドット)」で区切る形式で表されます。IPv4アドレスの総数は約43億個ですが、インターネット機器の増加により枯渇が問題となっています。
2.IPv4の確認方法
自分のデバイスのIPv4アドレスを確認する方法は簡単です。
Windowsの場合:
- 「スタートメニュー」→「cmd」と入力して「コマンドプロンプト」を開く
- ipconfigと入力してEnter
- 「IPv4 アドレス」に表示されたものがあなたのIPアドレスです
Macの場合:
- 「システム設定」→「ネットワーク」→「接続中のネットワーク」
- 「詳細」→「TCP/IPタブ」でIPv4アドレスが表示されます
3.IPoE IPv4と固定IPの違い
最近は「IPoE IPv4」という接続方式が注目されています。これは「IP over Ethernet」の略で、従来のPPPoEに比べて高速で安定した接続を実現できます。
また、企業やサーバー運営者に人気なのが「IPoE IPv4 固定IP」です。これによりIPアドレスが変わらず一定になるため、セキュリティやリモートアクセスに適しています。
「IPoE IPv4 固定 IP」は、BBIQや他のプロバイダでもオプションで提供されています。
4.IPv4と5Gの関係|IPv6と併用される理由
5G通信が普及する中、「5G IPv4 IPv6」という形で両方のプロトコルが使われています。
これはIPv4だけでは足りないIPアドレスをIPv6で補完しているからです。
IPv4が今も広く使われている理由は、既存のネットワーク機器の多くがIPv4ベースで動いているからです。
5.「27 IPv4」「22 IPv4」「29 IPv4」などの意味とは?
「27 IPv4」「22 IPv4」などの数字は「サブネットマスク」の略記法です。IPアドレスの範囲を制限するために使われ、表にすると以下のような意味になります:
例えば、32 IPv4は「1台のホストのみに割り当てるIPアドレス」を意味します。
この考え方はネットワーク設計やVPN構築などにおいて重要です。
6.DNSとIPv4の関係「DNS IPv4」「DNS IP4」とは?
DNS(ドメインネームシステム)とは、webサイトの名前(例:example.com)をIPアドレス(例:192.0.2.1)に変換する仕組みです。
「DNS IPv4」や「DNS IP4」という検索キーワードは、IPv4形式のDNSアドレスを意味することが多く、設定時には「8.8.8.8」や「1.1.1.1」などを使います。
7.IPvに関するよくある質問(FAQ)
Q. IPv4が繋がらない時の対処法は?
A. ルーターの再起動、IPアドレスの再取得(ipconfig /release → ipconfig /renew)を試してみましょう。プロバイダやルーター側で問題が発生している場合もあります。
Q. BBIQでIPv4は使える?
A. はい、BBIQではIPv4・IPv6の両方に対応しており、オプションで固定IPv4アドレスも選択可能です。
8.IPv4のまとめ
IPv4はインターネットの基礎となる通信方式で、現在も多くのネットワークで利用されています。
IPoEや固定IP、5Gとの関係、DNS設定、IPv4アドレスの種類や確認方法など、基本をしっかり理解することで、より安定したネットワーク運用が可能になります。
今後はIPv6への移行も進んでいきますが、IPv4の知識は引き続き重要です。ぜひこの記事を参考に、ネットワーク理解を深めてください。
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