プロキシサーバーとサーバーの違いは?
結論•••
サーバーはサービスやデータを直接提供するコンピュータであり、プロキシサーバーはクライアントとサーバーの間に立ち、通信を仲介する役割を持つサーバーです。
•サーバー:実際にサービスを提供するコンピュータ(データを返す)。
•プロキシサーバー:仲介役として、クライアントとサーバーの間に立ち、リクエストやレスポンスをやり取りします。
もっと詳しく•••
サーバーとは?
サーバーは一般的に「サービスを提供するコンピュータ」のことを指します。例えば、ウェブサイトをホストするウェブサーバー、メールを送受信するメールサーバーなどです。サーバーは、他のコンピュータ(クライアント)からのリクエストを受け取り、対応する情報を返す役割を持っています。
簡単な例
• あなたが「www.example.com」にアクセスする時、実際にそのウェブサイトのコンテンツを提供するのがウェブサーバーです。
プロキシサーバーとは?
プロキシサーバーは「他のサーバーとクライアントの間に立って、通信を仲介するサーバー」です。直接クライアント(あなた)とウェブサーバーが通信するのではなく、プロキシサーバーがその間に入って、リクエストを受け取り、処理して、サーバーにリクエストを送信し、応答をクライアントに返します。
簡単な例
• あなたが「www.example.com」にアクセスする時、プロキシサーバーがそのリクエストを受け取り、代わりにウェブサーバーに問い合わせをし、得られた情報をあなたに返します。
日常で例えるなら•••
【プロキシサーバーは「宅配便の中継センター」】
あなたがネットショッピングをするとき、商品は一度「中継センター(プロキシ)」を通ってからあなたに届くことがありますよね。→ プロキシサーバーもこれと同じで、あなたの代わりに目的地とやり取りしてくれる存在です。
【サーバーは「レストラン」】
お腹がすいてレストランに行くと、レストラン(サーバー)が料理(サービスやデータ)を直接提供してくれますよね。→ サーバーは「直接サービスを持っていて、それをそのままあなたに渡してくれます。
例:レストラン
前の章で使用したレストランにてサーバーとプロキシサーバーの違いを説明しますね!
サーバー=レストランの厨房
• 役割:実際に料理を作って提供する場所。
• 例え:あなたがレストランで料理を注文すると、厨房(サーバー)がその注文を受けて料理を作り、テーブルまで運んでくれます。
このように、サーバーは実際にサービスや情報を提供する役割を持っています。
一方プロキシサーバーは??
プロキシサーバー=レストランのウェイター
• 役割:お客さんと厨房の間に立ち、注文を受けて伝え、料理を運ぶ役割。
• 例え:あなたがレストランで料理を注文すると、ウェイター(プロキシサーバー)がその注文を受けて厨房(サーバー)に伝え、出来上がった料理をあなたのテーブルに運んでくれます。
プロキシサーバーは、クライアント(あなた)とサーバー(ウェブサイトなど)の間に立ち、リクエストを受けて処理し、適切なサーバーに転送して応答を返します。
図でまとめると•••
今日のまとめ
いかがだったでしょうか。4つの例えを出したのですが「スッ」と頭の中に入ってくれたものがあれば嬉しいです。今回も我ながら面白い例えを出せたな!と思っています。
•サーバー:実際にサービスを提供するコンピュータ(データを返す)。
•プロキシサーバー:仲介役として、クライアントとサーバーの間に立ち、リクエストやレスポンスをやり取りします。
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